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あきらめ力 [本のこと]

あきらめ力
~「あきらめた」とき、新しい人生が開ける~
 
斎藤 茂太・著

私とって珍しいタイトルの本!
あきらめの悪さは誰よりも強いと自分でも思ってます。
あきらめなければ叶うかもしれない!なーんて思ってたので、あきらめる本になんて手を伸ばさなかった。
でも、仕事が終了して1ヶ月、いろんな事をあきらめない方向でどーにかなんないかな?って考えて悶々としてたんだけど、何かをあきらめなければどーにもなんないんだよね、これが!
自分の欲しいものを全部手に入れたくても、いままでなーんもしてこなかったからムリ。って時に図書館で見つけて借りた。
「私はこうして成功した」「こうすれば成功する」って感じの自己啓発本(←嫌いです)とは違って、何かにこだわっていつまでも「あきらめない」ことは自分の人生がなかなかうまく回ってくれない、「あきらめる」ことは、クヨクヨしたりイライラすることなく、前向きな気持ちで生きるための知恵のひとつということが書いてあった。

なんでもかんでも「あきらめる」のではなく、
・とにかくやってみて、ダメだったらすぐあきらめる
・次に進むために心が元気なうちにあきらめる
・納得できないことでも「いい勉強になった」であきらめる
・「好きなことをあきらめない」ために「あきらめる」
・「いまに満足する」努力が、あきらめ上手にする

目次から抜粋した一部ですが、私はこれ全部できなかった。
で、得られたものは?
無いです!

本の中でイソップ童話の「キツネとブドウ」の話しがあって、キツネの手が届かないところにあるブドウを「あれはスッパイブドウなんだ、どうせ食べられない」と言ってその場を去るストーリー。
著者がいうには、このキツネは「手の届かないブドウ」を取るため足腰が疲れるほど飛び上がったり、汗をかいて疲れるなら体力を残して「手の届くブドウ」を探すために、もう少し歩く方が賢明だと、書いてます。

あきらめられなくてそれに固執して疲れてガッカリ。
この話、めちゃくちゃ私じゃん・・・
手が届かないならそれはあきらめて次を探そうって考えることが逃げることだと思ってた。だから、そのせいで次に行く余力も使い果たしてた。

派遣じゃヤダ!って思ってたけど、スキルなし、経験不足、学歴なし、でも仕事できるなら派遣でいいんじゃない?って
なんか気持ちが楽なった感じ。

斎藤茂太さんは2006年に90歳でお亡くなりになってますが、私の読んだ本は2005年に発売。
もう少し早くこの本を手に取りたかったけど、いまだからちゃんと読めた気がする。
あと、斎藤茂太さんは、「どくとるマンボウ~」の北杜夫さんの実兄。そちらも読んでみたい!
明日も図書館行こう♪


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Baldhead1010

自分はどっちかというと最後まで努力しないであきらめる、すなわち”逃げる”ほうだなぁ(/_;)

でも生まれてこの方60年以上これできたから、今生はこれで良しとしよう^^;
by Baldhead1010 (2013-07-23 21:07) 

たかち

Baldhead1010さん
いやいや、それも逃げではないと思います。
やってもダメなら最初から回避しちゃうのもありなんだと思うんです!
私は少しでも楽に生きたいです♪
by たかち (2013-07-24 20:51) 

たかち

sasasaさん niceありがとうございます!
by たかち (2013-07-29 21:17) 

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